今年の秋冬、一番はじめに手に入れたのは、まぶしい白のケーブルニットでした。

私のしたいコーディネートは、異国の伝統名門校に通う書生を思わせるような装い。いわゆる”アイビールック”の雰囲気です。

厳格なアイビールックとは一味違うかもしれませんが、白の肉厚なケーブル編みのニットにツイードの暖かそうなパンツを合わせてみると、すぐに私の夢は叶ったように思えました。

今日のコーディネートに名前をつけるなら、エミール(Emile)
男の子の名前です。

エミールは、若くとも上質な小物や、自分への投資となるものに惜しげなくお金を払うことをいとわない、クラスで一目置かれるセンスを持った子。
休日は小旅行しつつ、少し勉学から離れた趣味の読書をするのが楽しみです。
 

Items CLOSE UP

BROOCH – Handmade by Risa Kawamoto

白いニットを買ったら合わせてみようと思っていた、アクセサリー作家 かわもとりささんの小瓶ブローチを、胸元の華やかなアクセントとしました。
 

BOOTS – GU

先のとがった、深いボルドーのショートブーツ。
少年らしさの詰まった服に、ひとさじの女らしさを足しました。
 

PANTS – INES DE LA FRESSANGE & UNIQLO
KNIT – GU

どちらも日本を代表するライフウェアブランド、UNIQLOとGUで手に入れたアイテムです。
お金をかけすぎず、シックでお気に入りの装いを組むことができれば、生活はもっと楽しく、より豊かになっていくように思います。
 

本のおしゃれ

小林秀雄「学生との対話」

小林秀雄さんが講演のあと、学生からの質問に答える場面をまとめた一冊。
すっとわかりやすく、頭よりまず先に体に沁みてくるような言葉を使って話すことは、真に知的な小林秀雄さんだからこそできることなのでしょう。

本当にいい音楽とか、いい絵とかには、何か非常にやさしい、当たり前なものがあります。真理というのも、本当は大変やさしく、単純なものではないでしょうか。
(『学生との対話』/新潮文庫より引用)

服と音楽のマリアージュ

Mary Poppins – A Spoonful Of Sugar (from “Mary Poppins”)

学校ではクラシックに一番詳しいさすがのエミールも、散歩中は少しポップなミュージカル音楽に体を揺らすのがお好きです。

Just a spoonful of sugar helps the medicine go down in a most delightful way!
ひとすくいのお砂糖があれば、苦いお薬を飲むのだって、じつに愉快で楽勝ね!

Mary Poppins – A Spoonful Of Sugarより

 
それでは今日も、よい一日を。

Author

Write A Comment

Pin It