風呂はオアシスだ

お風呂が一種のオアシスであることに気付くのは、22歳でも遅くはなかっただろうか。

カフェでもない、公園でもない、自分一人になれる場所をずっと探していた。

そしてついに見つけた。

お風呂、である。
照明を落とし、キャンドルを灯したお風呂。

暗い風呂の中でキャンドルの火が揺れるのを眺めていると、どこか異世界へ来たかのようにリラックスできるのだ。

きっかけは、Instagramでフォローしている素敵な方が、バスタイムにキャンドルを灯して、ケーキを食べるなんていう背徳的で楽しそうな時間を共有していたことだ。

私も今度の休日にと思い立ち、早速真似をしてみた。

結論から述べると、「至福」とはお風呂でケーキを食べることである。
私の頭の中の辞書は、自動的に書き換わった。

それからというもの、お風呂ではキャンドルを灯すという新しい生活習慣が生まれた。

用意するもの

費用は500円ほどで十分である。
会う頻度で言えばもはや親友より親しい「ニトリ」で、キャンドルホルダーと、バラの香りのキャンドルを購入。

なぜ落ち着くのか

炎のゆらめきが生むリズムは、我々人間の持つ生体のリズムと同じであり、本能的に安らぎを与えてくれるのだそうだ。(この自然の持つゆらぎを“1/fゆらぎ”といい、世界中で科学的な研究がなされている)

モーツァルトを代表例として、時に音楽の中にもこのゆらぎは現れるそうだから、音楽も流すのもお忘れなく。

シンプルに、湯で体を温めながら炎を眺めるだけでも、十分素晴らしい時間を過ごせる。
日々の雑事を忘れて、自分の身体と精神に集中できるように感覚が研ぎ澄まされ、リラックスできる。

こんなのもアリ

さらに、下記のオプションもさらなる多幸感を与えてくれる。

・クラシック音楽を流す
(モーツァルト、バッハ、ドビュッシーが好い)
・積読していた本をじっくり読む
・茶を淹れ菓子とともに味わう
・フェイスパック、スクラブ、ヘアトリートメントをする
・香りの良い入浴剤を入れる
・マッサージをする

できれば画面があるもの(スマホやタブレットやTV)は持ち込まない聖域に仕立て上げたい。本当のリラックスは、社会的な関わりから離れ、孤独に身を置くことで得られるのかもしれない。

お風呂に入ろう

仕事で疲れていても旅行に行けず、入浴施設にも行けず、行き場を失った2021年の我々は、積極的に風呂場を活用すべきである。

ただいつか、深い闇に包まれた大自然の中でひたすら焚き火を眺めるというのも、やってみたいものだ。

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