いつか神田のあたりに住みたいな、と思う。

静かであること。ほんのり緑があるところ。ほどよく都会的な上に下町的で、東京のよさがぐっと詰まっている。

けれどそんなことはただの建前かもしれない。ほんとうに住みたい理由は神保町があるからかもしれない。そしてそこにはTAM TAMのホットケーキがあるから、なのかもしれない。

TAM TAMの看板

おそるべき魔力を持ったホットケーキだ。

わざわざ神保町に住まなくたって、お家でホットケーキを作ればいいじゃない。と、マリーアントワネットは言うだろうか。

けれどここのホットケーキはそんな気持ちじゃ作れない。

マリーアントワネットだって、お店の外で行列に並んだあと、ホットケーキが出来上がるまで椅子に座って20分よりもっと待たなければいけないんだ。

さくっとナイフが吸い込まれ、ふわっと舌でほどけゆく、見た目にも美しいこのホットケーキは、スペシャルな石窯を使って焼かれているのだから。

厚みはいかほどだろうか。定規をあててみたくなる

昨今の空気のように軽やかなパンケーキでは、何かが物足りない。昔ながらの喫茶ホットケーキは、美味しいけどラストスパートで口の中がぱさぱさになる。

そんなパンケーキジプシーのあなたに、ぜひお召し上がり頂きたい。

SHOP INFORMATION
「石釜bake bread茶房 TAM TAM」
神保町駅A7出口から徒歩1分
かの名店「さぼうる」と同じ通りにあるよ。
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