「そんなこと、言われなくても察しなさい」
そうやって、自分の言葉足らずを人のせいにするのはおかしいと、私は思い続けてきた。

人はそれぞれに生きてきた背景があって、
使う言葉も、知っている言葉も、てんでばらばらだ。

もちろん、なんとなく察せる人もいるし、察することが苦手な人だっている。
それは決して、頭がいいどうこうの話ではない。一人ひとりの個性である。

そのことを無視して、「すべての人は、言葉にしなかったことでもすくいとれるもので、それができないのは怠惰だ」と考えるのは、伝える側の傲慢だと思うのだ。

人間はみんな違うのだ、という前提に立ち、届けたい人に合わせた、ていねいな言葉選びを続けていこう。

この記事は、かつて私が運営していたTHINKING REEDというブログからmelassic.comへ移行した記事です。

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