大須で宝探しをしよう

愛知県は名古屋・大須。
ここが、ヴィンテージファッションを愛する者にとって垂涎の地であることを、恥ずかしながら今更知った。

各所に点在する古着屋。一つ一つの店に個性があり、平均的に東京の古着屋街より手に取りやすい価格。

大須の古着屋を表示したGoogle Mapが、まるで宝の地図のように見えてくる。

今や東京から名古屋まで、高速バスで2000円で行ける時代である。
今日は、古着好きならいてもたってもいられなくなるような、大須古着の象徴的な存在である名店を紹介したい。

“The Other”

“The Other”は大須商店街にある、60s,70sがテーマの古着屋。
ブルーを基調として、ここでしか見られないほど正統派の服が見えるショーウィンドウは、古着屋の多い商店街でもひときわ異彩を放っている。

1994年、「60s&70sのファッションと音楽、サブカルチャーのトータルショップ」をテーマにThe Other一号店がオープン。現在ある店舗は、その三号店にあたる。

東京からのファンも多い

店に入ってしばらくの間洋服を見回り、悩んだ末ついに決められず、あきらめようかと店の外に出てぶらぶらしていた。すると店員さんが店の外に出てきて、「遠方からですか?」と気さくに話しかけてくださる。

フライヤーにボールペンまで頂いてしまった。思い出

聞けば私のように、SNSで知って東京からやってくるお客さんが非常に多いので、すぐにわかったのだとか。
SNSを介した通販も可能だが、写真をアップロードした服はだいたいすぐの問い合わせで、売れてしまうらしい。

私がいる間、お店には地元の人らしき方々もたくさん来店していた。
大須の若い人は、きっと幼い頃から古着の洗礼を受けてきたのか、みんなおしゃれで個性的。

リーズナブルな古着と、
魅力あふれるオリジナル商品

価格帯は3000円〜15000円くらいと幅広い。(この幅から飛び出す商品ももちろんある)
厳選されたことがよくわかる質とデザインの古着の数々は、多店舗と比べてみても良心的な値段だった。

特筆すべきはオリジナル商品だろう。
タイムスリップしなければ手に入らなそうなワンピースや小物のラインナップには胸のときめきを隠せない。

知る人ぞ知る、モンドリアンのワンピース…
ベレー帽もりんごの形をしていたり、ころんとして可愛らしい。ヴィンテージルックがもっと板についてきたら絶対手に入れたいと思った一品だ。

オリジナル品は10000円台〜20000円台の印象があった。この価格で、このデザインの新品を手に入れられるのは奇跡に近い

この日の購入品

私はオリジナル品の棚にあったワンピースを3着ほど迷った上、こちらを手に入れた。

Louie Louieというブランドのワンピース。こちらは一着一着が手作りだ。
そしてRETRO HOLIC TOKYOのピアス。明らかなレトロ感の漂う品だが、トリコロールとシンプルなデザインで、現代的・カジュアルな服装にも合わせやすそうだ。

こんな素敵なお洋服を手にしてしまい、喜びと興奮で私の心臓は破裂寸前。着こなせるように努力しなければ。
ノースリーブにちょうどいい季節がきたら、着用している写真をブログに載せる予定だ。

The Otherの情報

大須商店街の中の、大須東仁王門通商店街という通りにある。
定休日は火・水曜日と書いてあるが、Twitterのメディア欄にある今月の定休日を見た方が正確だろう。
The OtherのTwitterを見る

私が訪れたときは、きれいで優しい女性の店員さんが接客してくださった。
もう一人、昭和元禄 アングラポップというTwitterを運営する男性店員さんの二人が柱となり、アルバイトのスタッフが店頭に立つこともあるそうだ。

「音楽とファッションは繋がっている」(店員さん)

The Otherは、“GLIM SPANKY”というロックユニットのヴォーカル、松尾レミさんの行きつけのお店だそう。
彼女のファッションはまさにThe Otherの世界観。幼い頃からこの場所で目を肥やしてきたかと思うと、羨ましい限りだ。

音楽やMVもかき乱すようなかっこよさで、衝撃をおぼえる。ロック音楽を聴いて痺れるのは久しぶりだった。

大須は丸ごと魅力的

大須観音という一大観光地があり、数多の食べもの屋さんがあり、古着屋、激安電気街などなど、丸一日いても飽きない街だ。
今回は少ししか滞在できなかったが、次来たときは周辺に泊まってじっくり大須の街と古着を楽しみたい。

名古屋駅から大須観音駅までは電車で10分ほど。名古屋旅行の予定があれば、ぜひ大須も楽しんでみてほしい。

憧れの店へ行った所感

数年前にSNSで知り、ずっと行ってみたかった”The Other”。
はじめは緊張したが、やさしい店員さんと、想像通りの高品質なお洋服に、すっかり虜となってしまった。

名古屋から東京までは、最安のバスを使えば2000円で行ける。

これからもとびっきり素敵な服がほしくなったら大須へ行こう。
お宝眠る、夢の古着街へ。

The Other

名古屋市中区大須 3-42-6
公式HPTwitter ● Instagram

快く店内撮影を許可してくださった店員さん、ありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしております!

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